「バンドを組みたいけど、周りに楽器をやってる人がいない。メンバー募集したいけどどうすれば良いんだろう?」「あとドラムだけ必要だけど、どこかにいないかな…」こういった経験、ありませんか?今回はバンドメンバーの探し方、集め方をご紹介していきます。このメンバー探しの時点で、後々どんなバンドになるのかが変わってきます。良くも悪くも他と差がつくポイントですので、今メンバー探し中の人は必見です。
こんにちは、管理人のちん兄です。
今回はバンドメンバーの探し方、集め方について触れていきたいと思います。
バンド活動したことのある人だったら、バンド結成したくてもメンバーが足りない状況は「あるある」ですよね。僕も始めてバンドを組もうとした時はドラムとベースがあまりにもいなくて手こずった記憶が鮮明に残っています。
既に良いメンバーと巡り会えた方には不要なお話ですが、今まさにバンドを組もうとしていらっしゃる方は必見です。
メンバー探しをうまく進められるかどうかで、その後の活動に大きな差が生じてきます。
メンバー探しを間違うとどうなる?
探し方、集め方を詳しく説明する前に、メンバー探しを間違ってしまった場合どんなことが起こるのかをご紹介します。
音楽性の違い
よく聞くやつです(笑)。言葉の通りですが、メンバーそれぞれのやりたい音楽がバラバラのため、亀裂が生まれてしまうケースです。曲作りは困難を極めます。
温度差が生じる
そのバンドへの熱量に差が生じてしまうケースです。ひとりはバンドで「飯を食う」ぐらいの気持ちなのに対し、もうひとりが「遊びでのんびりできればいいや」と考えていたら、絶対うまくいかないですよね。
必要ないパートを入れてしまう
かなり気まずいですね。自分のやりたい音楽にどんなパートが必要なのかがはっきりしてないと起こりうるケースです。パートが被る場合も考えられます。誘われた側は困惑を通り越して怒りさえ覚えるでしょう。
人間的に合わない
例えば、性格が全く合わず喧嘩が絶えない、空気が悪くなるケースです。お金にだらしない人がいて金銭トラブル、時間にルーズすぎてまともに練習できない、いろいろあります。
ちょっと話が逸れて僕の知り合いの話ですが、バンド内カップルがいて、ひとりが同じバンド内で浮気したのが発覚して解散した、という話を聞きました。恐ろしい。。。
とどのつまり・・・
メンバー探し・メンバー集めを一歩間違うと、こういったトラブルが生じていずれはメンバー交代、もしくは解散します。
生活面などの仕方ない理由以外では、できることなら脱退・交代・解散は避けたいですよね。
ですから、メンバーの探し方・集め方はその後の活動をスムーズに行えるかの鍵なんです。非常に重要なので、心して取り組みましょう。
探し方・集め方
お待たせしました。それではメンバーの探し方・集め方をいくつかお話ししていきます。
それぞれのメリット・デメリットとともに、先ほど挙げたトラブルにつながる危険度を交えてご紹介していきます。
1.スタジオやライブハウスに貼り紙
昔からある手法ですね。バンドマンがよく訪れる場所に張り紙をして、連絡が来るのを待つ。それだけです。たいがいは無料で貼らせてもらえますよ。
貼り紙には連絡先や名前はもちろん、希望ジャンル(具体的にイメージしてもらえるように有名なバンドで例を挙げておくと良い)、どのパートを必要としているか、プロ志向か趣味よりなのか、できるだけ細かく条件を記入しておきましょう。双方にギャップが生じにくくするためです。(他の方法でも言えることですが)
メリット・・・バンド経験者が多いので頼れる、少なくともその場所に来れる人であるため顔合わせしやすい
デメリット・・・その場所にいかなきゃだめ、応募する人の多くはバンド掛け持ち、連絡がずっと来ないことがある、貼り紙が処分されていることがある
危険度・・・そこまで変な人は来ないと信じたいけど、、、50%
2.サークルやコミュニティのオフ会で直接会う
学生であればサークルや部活動に入り、直接勧誘する、という方法があります。
また、コミュニティのオフ会なら大勢の同じ境遇の人と直接会ってお話しできるので、かなり安心です。コミュニティの掲示板のみで探していく方法は次にご説明します。
メリット・・・直接会えるので人の雰囲気をつかみやすい、組まない人とも今後のつながりが持てたりする
デメリット・・・そのサークル・コミュニティに参加しなくてはならない、趣味よりの人が多い(どちらもデメリットかは本人次第です)
危険度・・・直接会って話せるし、バンド以前に同じ団体の仲間になっているのでヤバイ人は少ない。30%
3.掲示板、募集サイトを使う
ネットで掲示板、募集サイトを使って探していく方法ですね。さっきのコミュニティも、オフ会には参加せず投稿のみで探す場合はこちらに属します。ネットで全部できてしまうので簡単なのが魅力。
募集サイトで代表的なものは、
といったものがあります。
メリット・・・パソコンorスマホで簡単に探せる、利用者が多い
デメリット・・・簡単が故にマナーの悪さが目立つ、ネットに疎いと難しいかも
危険度・・・会う約束をすっぽかされたりします。いい人も一定数いるんですけどね。70%
4.友人をバンドに目覚めさせる
思い切った手段ですが、全然いいと思います。僕もやりました。「ドラム始めてみない?一緒にバンドやろうぜ!」って感じに。
メリット・・・友人という気心知れた仲、会いやすい、なにかと一緒に頑張れる
デメリット・・・友人の成長を見守る必要がある
危険度・・・とりあえずジャンルの好みと志向性が合っていれば0%
5.知り合いに紹介してもらう
知り合いにバンドマン、楽器をやっている友人を多く持つ人がいれば、その人から紹介してもらうのも手です。その知り合いの面子もあるので、安心できる反面こちらも失礼のない態度で接するよう細心の注意を払いましょう。
メリット・・・知り合いからの繋がりなので信頼しやすい、仲良くなりやすい
デメリット・・・知り合いの面子を立たせてあげる
危険度・・・まず安心して良いでしょう。10%
結局何がいいの?
結局のところ、探し方・集め方の手段にベストはありません。ご自身が探しやすいと思える手段を取るべきです。
僕の考えとしては、ここまで危険度で示してきましたが、この危険度が高い方が「変な人率高めだけどプロ志向多め」、低い方が「変な人率低いけど趣味志向多め」となっているように感じます。
そして、手段以上に大切なのが、募集要項にイメージが湧きやすいかどうかです。これ次第では危険度は格段に落ちます。
ご説明していきますね。
募集要項を細かく設定しよう
まず、「イメージの湧きやすい募集」 = 「条件などが細かく書いてあって情報が多い募集」です。
情報量が多いほど、あなたの人物像やあなたの組みたいバンドがどういったものなのかをつかんだ上で応募をしてくれるため、加入後のギャップが生じにくい、ということです。
つまり、危険度がグッと下がります。
では、どんな情報が必要なのか。
以下に目を通してみてください↓
・・・・・・
ジャンルは?有名バンドでいうとどんな感じ?
オリジナルやるの?コピーやるの?
プロ目指すの?趣味でやってくの?
どのパートが欲しいの?初心者・実力者、どんな人がいいの?
男女問わず?年齢も?
活動場所はどのあたり?
活動は何曜日にやっていこうと考えてる?
あなたはどんな人?音楽歴どれくらい?
なにかやろうとしてる曲、作曲した音源とかあったらURL貼ってほしいなあ・・・
連絡先と名前は書いてあるかな・・・
・・・・・・
どうでしょう、僕だったら見知らぬ人と組む前にこれぐらいの情報は知ってから応募したいと考えます。
このように情報量の多い募集をかけた方が、似たイメージを持った人物が応募してくれる可能性が上がるんです。少なくとも、書いてある条件に賛同して応募してくれるわけですしね。
結果的に、危険度がグッと下がります。
さらに言えば、基本的に応募する側も「この人が変な人だったらどうしよう・・・」と怖いのは同じ。だから情報量があった方が安心するんです。「この人はしっかりしてそうだな」と。
ですので、「どの手法か」よりも「どんな募集要項か」が大事。
ぜひ実践してくださいね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
バンドメンバーを探す・集めるというのはすごくエネルギーの必要なことですから大変ですよね。しかし、焦りは禁物。
より良いバンドが結成できるように、きちんと募集要項を作り、いい人が現れるのを待ちましょう。変に妥協するのが一番ダメなパターンです。
ぜひここで得たことを実践していただき、
最高のメンバーと、最高のバンドを作ってください!