こんにちは。管理人のちん兄です。
皆さんは普段どんなライブハウスに出演していますか？
都内だけ見てもかなりの数のライブハウスがありますが、一体皆さんどんな選び方をされているでしょうか？
本記事では、バンドを本気でやっていく、すなわちバンドで生活していきたいと考える人がどのようなライブハウスに出演すべきかを考察するとともに、僕自身が都内で強くおすすめできるライブハウスを厳選してご紹介したいと思います。
都内全てのライブハウスに出演したことがあるわけではないので僕の独断と偏見にはなってしまいます。しかし、長年のバンド活動で多くのライブハウスを経験し、キャパ1,000人以上のライブハウスに出演するくらいには蓄積されたノウハウをもとに、本当におすすめできるライブハウスのみご紹介しますので、信頼性は高いのではないかと自負しています。
ライブハウス選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
また、ライブハウスの選び方の基本的な考え方を知るために、ライブハウスの選び方！バンドにとって良いライブハウスとは？も目を通していただけるとより効果的だと思いますのでぜひ！
おすすめのライブハウス5選！
それでは早速おすすめのライブハウスについてご紹介していきたいと思います。
下北沢SHELTER
下北沢にある老舗ライブハウス、SHELTER(シェルター)。
下北沢という街自体が若者から大人まで幅広い世代に人気のある場所で、ライブハウスもたくさん点在しています。ファッションやグルメが充実しているだけでなく、最近は耳にすることが減りましたが「下北系」と言われる音楽ジャンルが確立されたりと音楽シーンにおいても大きな影響を与え続ける街と言えます。
SHELTERは下北沢の中でも特に有名なライブハウスの一つで、25年以上の歴史を持つ老舗です。これまでASIAN KUNG-FU GENERATION、BUMP OF CHICKEN、STRAIGHTENER、フジファブリックなど、今や大物と呼ばれるバンド達が出演しており、まさに世代を担うバンドを生み出してきました。
今回おすすめした理由は、バンドに寄り添い育て上げようという熱意があるライブハウスだからです。老舗ならではのバックアップ体制が強みで、さらに設備環境が良いのはもちろんのことスタッフが本当にいい人ばかりなのも魅力。
そのため自然と出演バンドの質が良くなり、フラッと立ち寄ってライブを見たときのレベルの高さには目を見張るものがあります。バンドからもお客さんからも愛され人気の高いライブハウスとなっています。
ファンの獲得にも非常に向いているライブハウスではないでしょうか。
新代田FEVER
新代田FEVERは、現在の都内ライブハウスの中でも頭一つ飛び抜けて人気のあるライブハウスです。その人気の秘密は、出演バンドにもお客さんにも最高の空間を楽しんでもらえるよう配慮がなされている点が挙げられるでしょう。
まず、新代田駅の目の前にあるという立地の良さ。駅前にあるライブハウスって、ありそうでないんですよね。
お客さんが足を運びやすいだけでなく、バンドも行きやすいのは嬉しいですよね。新代田と聞くと耳馴染みがあまりない方も多いかもしれませんが、下北沢からも歩いて行けます。そういった意味では人の集まりやすい立地を抑えていると言えます。
ライブハウスにカフェが併設されており、ライブ以外にも交流の場として気軽に活用できます。
また、ロッカーが設置されている、楽屋がめちゃくちゃ広い、音もバンド・お客さん問わず人気、などなど使いやすくて嬉しいポイントが本当にたくさん。僕自身かなり過ごしやすいライブハウスと思っていますし、周りで悪い評判を聞いたことがありません。
また、基本的に無理にイベントを開催せず、本当に良いバンド同士をブッキングすることにこだわっているところにも好感が持てます。バンドのことを食い物にしか考えていないライブハウスも少なくない中で、こういった信念やこだわりを持って運営されているライブハウスは本当に貴重だと思います。
きっと店長さんのライブシーンに対する想いの熱さが、多くのバンドやオーディエンスから支持される秘密なのでしょう。
渋谷CYCLONE
続いてご紹介するのは渋谷CYCLONE。こちらも有名なライブハウスです。
ステージの高さが絶妙で、個人的にお客さん側から一番見やすいライブハウスだと思っています。音に関しても好評で、ロック系が特に強い印象があります。
渋谷のセンター街方面という、人の集まる場所にドンと構える立地の良さも魅力的ですね。
実は僕は出演経験がないのですが、知り合いや友人はこぞって出演していました。それほどまでに出演する意味のあるライブハウス、ということだと思います。ロックバンドなら是非とも出演の検討をおすすめしたいハコですね。
渋谷eggman
超有名ライブハウス、渋谷eggman。また渋谷エリアのライブハウスになってしまいますが、ここも外せないでしょう。
1981年創業の老舗であるeggmanは、有名アーティストから若手バンドまで、幅広い年代とジャンルから愛されるライブハウスです。これまで桑田佳祐、安全地帯、ELLEGARDEN、MAN WITH A MISSIONなど、まだまだ数え切れないほどのバンド・アーティストが出演しています。
老舗だけあってやや設備に歴史を感じるものの、居心地の良さ、出演者との距離感が魅力で、いい意味で古き良きライブハウスだと感じます。後ろの方に段差があって、比較的ステージを見やすいのもポイントですね。中央に柱があるのが気になるという方もいるようですが、僕個人としては案外そこまで気になりませんでした。
あまりバンドに詳しくない人でも知っていたりするため、「渋谷eggmanでライブしたよ」と言えばそれだけでもすごいと思ってもらえることも。出演すればバンドに箔が付くという意味でもおすすめです。
新宿MARZ
新宿で人気のあるライブハウスMARZ。新宿と言えば他にもMOTIONやmarbleが有名ですが、これらと同じ系列のライブハウスですね。
個人的にMARZに出演するバンドはみんな「売れたい」と野望を持つ人ばかりな気がします。バンド同士が切磋琢磨できる環境、ライブハウスのバンドに対する熱い想い、こういった観点から今回選ばせていただきました。
2001年の創業以来、周辺に数多くのライブハウスがあるにも関わらずその人気は衰えることを知らず、ライブシーンを常に盛り上げる存在として君臨しています。
対応ジャンルも幅広いので、本気でバンドをやりたいという強い意志さえあるのなら是非とも出演してほしいライブハウスです。
選んだライブハウス、その理由
以上、今回は東京都内でおすすめのライブハウスをご紹介してきました。
今回ライブハウスを厳選するにあたって、その選んだ基準についてお伝えしたいと思います。
まず１つ目の選考基準は、僕自身の経験と周囲の口コミに基づいて考えた時に、バンド・お客さん双方に愛されているライブハウスかどうかということ。双方から人気があるということは、音や設備がいいのはもちろんのこと、そのライブハウスの姿勢や熱量、音楽シーンへの想いが支持されているということです。
そういったライブハウスには、仲間でありライバルとも呼べるバンドとの出会いが確実にあります。そういったバンドが自然と集まるんですよね。
そういったお互いを高め合っていけるバンドの存在は非常に大切です。情報交換ができる上に、意識し合うことで一緒に成長することができます。
お互いが大きくなった時に一緒にイベントをやったりと、後々にもつながっていきます。
また、お客さんからも支持されているということは、フラッとライブハウスに立ち寄る層の存在が考えられます。こういった人種は耳は肥えているものの、とても音楽に対して寛容で、ファンになってもらえる可能性が高いです。
どうせライブをするのなら、少しでもファン獲得に結びつきやすい場所に出るほうが良いと思います。
選考基準２つ目は、ネットでの検索ボリュームです。検索ボリュームというのはどれくらい検索されているかという情報です。
検索ボリュームが多いということはそれだけ検索されているということです。おそらく検索をする人はそのライブハウスに出演を考えている人や、毎日の出演スケジュールをチェックする音楽好き、実際に行くためにアクセスを調べる人などが挙げられると思います。
そういった人たちの多さが検索ボリュームという数字として現れている、つまりシンプルに人気度がわかるわけですね。
人気度が高いということは、現代のインディーズバンド界を担うライブハウスの代表と受け取ることができます。そのようなライブハウスに出演することで、箔がつき、バンドとして知名度アップのチャンスにもつながると考えます。
当然ライブハウス側にも時代を担っている自負はあると思いますので、出演バンドに対して時に優しく時に厳しく、しっかりとバックアップをしてくれるという判断のもと、選考基準としました。
まとめ
東京都内で出るべきおすすめのライブハウス５選、いかがでしたか？
あくまで僕個人の経験と口コミ、そして検索ボリュームをもとに導いたライブハウスになりますので、これが全てではありません。しかし、どのライブハウスも出演者・お客さん双方のことをよく考えてくれている優良ライブハウスであることは保証します。
知名度が低くても良いライブハウスはたくさんあると思いますが、探すのは困難。そのため、ライブハウス探しに悩んでいる方の助け舟になればと思い、今回僕のおすすめライブハウスをご紹介した次第です。
ぜひこの記事を参考にしていただき、価値のあるライブ活動をしていただけたら幸いです。
ライブハウス選びの次は、より良いライブをするためにライブのセットリストにこだわろう！セトリを工夫してお客さんの心を掴む方法も合わせて読むことをおすすめします！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
