音楽で売れるために絶対やるべき7ステップ【バンドで飯を食いたい人へ】

バンドが売れるための7ステップバンド

インディーズのバンドマンやミュージシャンの多くは、アルバイトや社員として音楽以外の収入を得ながら音楽活動している場合がほとんど。理由は明確で、「今の音楽活動の収入だけじゃ生きていけない」からです。

でもどうせなら「音楽だけで生計を立てたい」ですよね。

そして、音楽で満足いく収入を得るには、売れることが必然となります。稼がなきゃ収入にはなりませんからね。

ここでは「音楽で売れたい」「音楽活動で飯を食っていきたい」と考えているバンドマンやミュージシャンに向けて、売れるためにやるべきことを7つのステップに分けてお話しします。

ちん兄
ちん兄

一応僕は現役でバンドをやっていた頃、音楽活動の費用は音楽活動で稼いでいた人間になります。なので音楽活動で収入を得る方法はそれなりに熟知しているつもりです!

また、ここで紹介するステップは、音楽をやっている人ならどなたでも取り組みやすいことばかりなので、ぜひ参考にしていただきたいです。

もちろんこれから音楽をやる方にもわかりやすく解説していきます。

この記事を読むメリット
  • 音楽で売れるための行動が明確になる
  • 音楽で今よりずっと稼げる可能性が上がる
  • ファンの増やし方のコツがわかる
  • 売れることでフェスなどの大きなステージが近づくかも
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売れるためにやるべき7ステップ

「バンドとして売れたい」「音楽で飯を食っていきたい」と考えている人がやるべき行動は以下の通り。

【音楽で売れるための7ステップ】
  • ① 音楽活動も「ビジネス」という意識を持つ
  • ② コンセプトを明確にする
  • ③ 楽曲やMVなどのコンテンツをたくさん作成する
  • ④ 集客用の媒体を用意する
  • ⑤ 宣伝に力を入れる【コツあり】
  • ⑥ ライブや配信を行いながらファンを獲得していく
  • ⑦ 収益化できる部分を増やす

この順番で行動していけば、がむしゃらに音楽活動をするよりもグッと売れやすくなるので、ぜひ実践していただきたいと思います。

では、それぞれ具体的にお話していきますね。

① 音楽活動も「ビジネス」という意識を持つ

ビジネスという認識をもつ

まずは意識していただくことがあります。

音楽だろうと何だろうと「収益をあげる」というのは、それすなわちビジネスだということです。

一般的にビジネスとは、商品やサービスを提供して、それを購入してくれたお客さんから価値に見合った対価としてお金をいただくのが基本。

音楽にも同じことが言えます。

楽曲を聞いてくれたり、ライブに足を運んでくれたり、グッズを買ってくれたりすることで収益が発生するわけですが、それはお客さんがバンド・ミュージシャンに対して何かしらの価値を見出したからこそです。

ちん兄
ちん兄

お客さんにしっかりと価値を提供できていれば、そのぶんお金もいただける、ということです!

つまり音楽活動で稼ぐということは、お客さんに相応の価値を楽曲やライブなどで提供する、れっきとしたビジネスであることを胸に刻んでください。

いきなりおカタい話をしてしまいましたが、これは絶対に意識しておきましょう。

お客さんの存在が重要

ビジネスをしていくうえで、絶対に知っておいてほしい真理があります。

それは、「稼ぐためにはお客さんの存在が絶対」ということです。

考えずともわかることだと思いますが改めていうと、音楽以外でもほとんどの業界において、最終的にお金を払ってくれるのはお客さん。お客さんの存在がなくては稼ぐことは不可能なんですね。

そして、「お客さん」とひとくちに言っても、実は4つのカテゴリに分類できます。

お客さん「4つのカテゴリ」
  • 一度バンドを認知し、曲を聞いてくれる「一見さん
  • 何度か曲を聞いてくれていて、ちょっとバンドに興味を持っている「気になりさん
  • 都合があえばライブに足を運び、グッズの購入もしてくれる「リピーター
  • 常に活動をチェックし、イベント参加やグッズ購入が当たり前の「ファン(追っかけ)」

もう音楽活動しているなら、あなたのバンドに置き換えたとき、このお客さんの層の割合はそれぞれどれくらいでしょうか?

おそらく、大半が「一見さん」「気になりさん」なのではないでしょうか。

ライブをしても動員の集まらないバンドやミュージシャンの多くはこれにあてはまります。

当然、一見さんやリピーターだけでは多くの収益は望めません

ですが、お客さんの誰しもが最初は「一見さん」ですよね?

つまり音楽で生計が立つほど稼ごうと思ったら、

  • いかに「一見さん」を多く増やせるか
  • 「一見さん」からどれだけ「リピーター」「ファン」になってもらえるか

この2点が最重要なのです。

売れるためには戦略が必須

また、音楽ビジネスをしていく以上、なくてはならないのが戦略です。

戦略とか、ちょっと大げさじゃない?
めんどくさそうだし・・・

と思う人も多いでしょう。でも大事なんです!

なぜなら、ちゃんとした戦略がなければ「どういった人にお客さんになってほしいのか」「どうやって宣伝していくのか」「マネタイズはどうする?」といった悩みが出てきてしまいますし、活動のあらゆるシーンで軸がブレてしまうからです。

コンビニに並ぶお菓子のメーカーが販売戦略をするように、飲食店が経営戦略をたてるように、バンドやミュージシャンも売り込むための戦略は必要だといえます。

戦略を立てるのに役立つノウハウをこのあと解説していきます。

② コンセプトを明確にする

コンセプトを決める

これから音楽活動をスタートしようとしている人は、何よりもまずコンセプトを決めましょう

すでに活動している人も改めて確認しておくことをおすすめします。

コンセプトはバンドの軸や雰囲気を固めるためにはとても重要で、先に決めておくことで具体的にはこんなメリットがあります。

コンセプトを決めるメリット
  • どんな人に音楽を聞いてほしいか(客層)が定まる
  • 作る楽曲の方向性が統一されやすくなる
  • お客さん側にバンドのイメージが伝わる、印象に残りやすくなる
  • バンド名や曲名、キャッチコピーなど決めやすくなる
  • グッズデザインも客層のニーズに合ったものを展開できる

客層が固まるのが大きなポイントです。

ターゲットがしっかりしていれば、お客さんのニーズにも答えやすくなるため、結果的に価値あるコンテンツを作りやすくなります

また、楽曲の方向性に迷走することもなくなりますし、バンドとしてのイメージや個性を確立しやすくもなります。

ここでよく言われるのが「できるだけ多くの人に聞いてもらいたい!ターゲット絞るとかしたくない!」という意見。

気持ちはわかります。

でも、極論ですが100人のリスナーがいたとして、全員から「好き」と言われるバンドはまずいないでしょう?

人それぞれ音楽に対する好みや感覚が違うから、当然ですよね。

だからこそ、はじめからある程度ターゲットを限定し、あなたの音楽を好きになってくれそうな人に対してアプローチしていくことで、効率よくファンを増やすことができるのです。

コンセプトを固めず、ターゲットを限定せずいろんな人に向けた曲をつくっても、結局バンドとしての軸がブレてしまって、演奏も歌詞もリスナーに刺さりづらくなるのがオチです。

最悪、音楽ジャンルが定まらず、「よくわからない人たち」というイメージができあがってしまうかもしれません。

これだと、お客さんがついても先程挙げた「一見さん」「気になりさん」が多くなってしまいがちなんです。

それよりはコンセプトを決めて活動したほうが、少しずつでも確実に「ファン」を増やすことができます。

コンセプトの決め方

続いてコンセプトの決め方です。

難しく考える必要はないですが、できればしっかり決めたほうが後々苦労せずにすみます。

コンセプトは次の項目を意識して決めてみましょう。

コンセプト作りの項目
  • when(いつ)・・・期間、季節、時間帯など
  • where(どこで)・・・場所、距離、広さ、拠点など
  • who(誰に)・・・性別、年齢層、性格など
  • what(何を)・・・目的、課題、ゴールなど
  • why(なぜ)・・・動機、理由など
  • How(どのように)・・・手段、方法、規模、価格感、価値観など

英語の授業で習ったであろう、5W1Hです。これらをよく掘り下げ、コンセプトへと落とし込んでいくのがスムーズだと思います。

まだこれだけだとよくわからないと思うので、一例をあげてみます。

たとえば「ダンスロックバンド」のコンセプト例を考えてみます。

  • when(いつ)・・・日常的に
  • where(どこで)・・・会社や学校、家で
  • who(誰が)・・・うっぷんが溜まっている人
  • what(何を)・・・ストレス発散
  • why(なぜ)・・・スッキリ嫌なことを忘れるために
  • How(どのように)・・・楽曲と歌詞に合わせて歌って踊れる

これらをまとめて、自己紹介の要素を盛り込むと、
「会社や学校、家でうっぷんの溜まっている人に捧げる、ノリの良い楽曲と歌詞に合わせて歌って踊れるストレス発散系ダンスロック!日常のモヤモヤを忘れさせる、都内で活動中の4人組バンド」

となります。無理に全項目を入れる必要はないですが、今回全部入れて例を作りました。

いかがでしょう?ただ「東京で活動中の4人組ダンスロックバンド」と言われるより、断然バンド像が浮かび、人によって親近感も湧きやすい印象を受けませんか?

あくまで一例なのでもっと練り込んでも良いと思いますが、このバンド像が浮かぶということが重要です。

もしこれがTwitterのプロフィールにあれば、他のバンドに埋もれにくくなるでしょう。

コンセプトは5W1H!!覚えておいて、ぜひ一度この方法で作ってくださいね。

③ 楽曲やMVなどのコンテンツをたくさん作成する

コンテンツを作る

コンセプトが決まったら、それに沿って活動していきましょう!

音楽活動をするのですから、まずは楽曲やMVが必須

ジャンジャン作ってください。数はできるだけ多く作ることをおすすめします。

理由は、コンテンツは多いほうが武器にしやすいからです。

仮にYouTubeなどで1曲聞いて気に入ってくれた場合、リスナーの動きとして「他にはどんな曲があるんだろう?」と別の曲も探すのが一般的です。

そのとき他の曲が一切見当たらなかったら、別のバンドへ飛んでしまったりして、あなたの印象が薄くなってしまいます。

ちん兄
ちん兄

逆にたくさん曲があれば、別の音楽に流れていくことなくあなたの曲をいくつか聞いてもらえる可能性が高いということです。

せっかく興味を持ってくれたお客さんを、すぐさま手放すのは非常にもったいない。人は1曲聞いたくらいじゃあなたのことをすぐ忘れてしまいます・・・。

なので、できるだけ多くの楽曲を用意して、好感を持ってくれた人が少しでも多くあなたのコンテンツに触れてもらえるようにしておきましょう。

また、コンテンツが多ければ多いほど、YouTubeや音源配信などのプラットフォームでユーザーの「おすすめ」として出てくる可能性もアップします。

ちなみに曲作りで悩む方は、こちらの記事が役立つと思うのでぜひチェックしてみてください。

音源・MVの制作はプロに依頼しよう

たくさんコンテンツを作るといっても、雑な作りでは効果がありません。音質が極端に悪かったり、映像がショボいと、見向きされにくいからです。

なので、ひとつひとつをそれなりのクオリティで世に出していきましょう。

バンドにレコーディングや映像制作の知識とスキルを持った人間がいればメンバー内で作っても良いですが、自信のない方はプロに任せましょう

決して安くはないお金がかかりますが、確実なクオリティに仕上げてもらえます。

楽曲やMVは音楽ビジネスの商品の核となる部分ですから、ケチらないほうが良いと個人的には思います。

④ 集客用の媒体を用意する

集客用の媒体を作る

ある程度音源やMVが完成したら、いよいよ宣伝や集客をはじめます。

宣伝といっても、チラシ配りは大変ですし、いきなりテレビのCMに出ることも不可能です。

それよりも安く、誰でもできる方法で効果的に宣伝・集客をしていきましょう。

そう、ネットです。

今は誰もがネットを使って日本全国、世界中に宣伝・集客ができる時代です。

ここまではみなさん容易にイメージできるかと思いますが、具体的にネットでどうやって宣伝や集客をしていくのかはよくわかっていない人が多い印象を受けます。

なので、ネットを使った宣伝・集客方法を詳しくお話しします。

まず、ここではネット集客で必要となる媒体の用意についてみていきましょう!

優先して用意すべき4つの媒体

これだけは用意するべき!という媒体をまとめました。

ネット集客に必要な4つの媒体
  • ホームページ
  • YouTube(ユーチューブ)
  • Twitter(ツイッター)
  • Instagram(インスタグラム)

TwitterとInstagramは最初のうちはどちらかだけでも良いでしょう。

ひとつずつ詳しくお話しますね。

ホームページ

ホームページは最重要といっても過言ではありません。

なぜなら、楽曲を確認したり、グッズを見たり、今後のライブスケジュールのチェックしたりと、ファンやファンになる可能性のある人からするとあらゆるバンドの情報を一番わかりやすく閲覧できる場所だからです。

また、YouTubeやTwitterなど他の媒体同士をつなぐ役目もあります。

ちん兄
ちん兄

要はホームページがあれば、あなたの活動をより身近に感じてもらいやすくなるんです。

ただ、他の媒体よりも作るのに手間がかかるのは否めません。

作り方としては、WordPress等を使用して自分で作るか、レンタルサービスで作るかの2つ。

自分で作るのは勉強しながらになるので大変ですが、自由にデザインなどをいじることができるのが最大のメリットです。

対してレンタルサービスは、デザインの縛りなどはありますが、簡単にホームページができるのが利点といえます。

どちらの方法で作るかは好みでもあるため、よく考えて作りましょう。

YouTube(ユーチューブ)

もはや説明不要かもしれませんが、YouTubeも音楽活動には必須の世の中になってきています。

主にMVやライブ映像をアップロードし、興味を持ってくれた方に見てもらうことでファンの獲得を目指すというものです。

YouTubeで新しい音楽との出会いを求めて検索しているユーザーも多くいるので、絶対に活用しましょう!

アカウントを作り、MVなどの映像をアップするだけなので、そこまで難しくはありません。

Twitter(ツイッター)・Instagram(インスタグラム)

SNSの代名詞とも言えるTwitterとInstagram。

まだまだ多くのユーザーが利用しているため、こちらも登録しておきましょう。

ちょっとした発信をするのに向いているので、単純な宣伝や集客だけでなくバンドメンバーのキャラクターや雰囲気を感じ取ってもらうのにも効果的です。

写真はもちろん短い動画も投稿できます。

登録も簡単なので、サクッとつくりましょう。

媒体用の画像や写真の準備

用意すべき媒体について触れましたが、これらを用意するタイミングでやっておくべきことがあります。

それはアイコンなどに使う画像や写真の作成です。

せっかく集客用の媒体を準備しても、アー写ロゴ、プロフィール画像がないとあまり興味を持ってもらえません。

そのため、早いうちにアー写・ロゴは最低限用意しておきましょう

作り方がわからない方は、以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

⑤ 宣伝に力を入れる【コツあり】

宣伝する

媒体の準備が整ったら、宣伝をしていきましょう。

宣伝をしないことにはお客さんは増えません。お客さんが増えなきゃお金にもなりません。

とにかく宣伝は大事です。

ただし、手当り次第に宣伝していてもあまり効果はありません。ここでは効率的な宣伝方法をご紹介します。

意識すべきはお客さんのカテゴリ

宣伝に力を入れていく際、意識しておくべきなのがお客さんのカテゴリです。

先程挙げた「お客さんの4つのカテゴリ」をもう一度おさらいしましょう。

お客さん「4つのカテゴリ」
  • 一度バンドを認知し、曲を聞いてくれる「一見さん
  • 何度か曲を聞いてくれていて、ちょっとバンドに興味を持っている「気になりさん
  • 都合があえばライブに足を運び、グッズの購入もしてくれる「リピーター
  • 常に活動をチェックし、イベント参加やグッズ購入が当たり前の「ファン(追っかけ)」

本当に大事な概念なので、ここでよく覚えてほしいです!

このお客さんのカテゴリを理解している前提でお話していきます。

ライブの宣伝方法のコツ

宣伝しようと思ったときに多くの方がやりがちなのが、Twitterなどで「ライブ来てね!」という告知です。

これ、告知するのはいいんですが、あまりにもたくさん告知していると単純にうるさいので、控えめにしましょう。

宣伝方法の観点では、TwitterとInstagramはこちら側から投稿をすることでアプローチできる「プッシュ型」なのに対し、ホームページやYouTubeはユーザー側が行動を起こしてたどり着く「プル型」と呼ばれる宣伝方法になります。

プッシュ型とプル型
  • プッシュ型:「まだあなたのことをよく知らない人」への宣伝に適している
  • プル型:「すでにあなたに興味がある人」「ファンの方」への宣伝に向いている

ということは、プッシュ型であるTwitter上で何度もライブ告知をしたところで、あなたをまだよく知らない人へはどうしても効果が薄く、それどころか嫌な印象を与えてしまいかねないのです。

そのため、プッシュ型でのライブ告知は必要最低限にとどめ、どちらかというとプル型で告知したほうが良いといえます。

YouTubeの集客方法のコツ

YouTubeにはMVや出来の良いライブ映像などをあげて、「一見さん」や「気になりさん」を少しでも多く「リピーター」「ファン」へ昇華させましょう。

いくつかコンテンツを持っていて、好きな曲と出会ってくれればそう難しいことではありません。

ちん兄
ちん兄

ただ、「再生回数が少ないから不安」という方もいるかと思います。

たしかに再生回数はユーザーにとってひとつの指標にもなるため重要です。

しかし、有名じゃないんだから最初は少なくて当たり前です。あまり気にしすぎなくて良いと思っています。

もし少しでも再生回数を増やしたい場合は、こちらの記事で無料でできるYouTube再生回数の増やし方を紹介していますので、参考にしてみてください。

また、集客のためにあえて「有名アーティストのコピー動画」を上げるのも効果的です。

「一見さん」の獲得が見込める方法ですね。

TwitterInstagramの宣伝方法のコツ

Twitter・Instagramの宣伝方法はプッシュ型になるので、新規のお客さん獲得を狙うのに適しています。

ただ、リピーター層にも楽しんでもらうことでファンになってもらえる可能性は充分にあります。

そのため、Twitter・Instagramではまず何よりも「みんなを楽しませる」「共感を呼ぶ」ことを発信していきましょう。

一見宣伝に見えない投稿も、多くの人を楽しませることができていれば立派な宣伝になります。

ちなみにTwitter・Instagramの最大の強みは「拡散力」です。

いいねやリツイート、引用などの機能を気軽に使えるため、楽しんでもらえているだけで拡散され、「このアカウント何してる人なんだろう?」と興味を引くことが可能です!

ちん兄
ちん兄

とにかく「宣伝しなきゃ!」と暑苦しいアピールするよりも、いろんな人に楽しんでもらえるような投稿を心がければOK!

ゆくゆくはもっと深堀りしたSNS宣伝ノウハウを公開する予定なので、楽しみにしていてください。

また、宣伝活動についてさらに詳しく解説している記事もあるので、そちらもよかったらぜひ。

⑥ ライブや配信を行いながらファンを獲得していく

ライブをする

宣伝がうまくいってると、ライブに足を運んでくれる人や配信を見に来てくれる人が少しずつ増えてきます。

ここでやるべきことは「ファン」の獲得です。

ライブや配信には、すでにファンとなっている人ももちろんいますが、「リピーター」の方も多いと思います。

初めてライブ・配信に来る人もきっといることでしょう。

そんな人達にファンになってもらえるような演奏・パフォーマンス・MCを心がけて臨みましょう。

みなさんわかると思いますが、人気のあるアーティストのライブはエンターテイメントとして素晴らしいクオリティですよね。

いきなりそのプロ達ほどとは言いませんが、ライブ・配信をしている時間、お客さんをできるだけ「楽しませる」「虜にさせる」のがあなた方の役目です。

ちん兄
ちん兄

それこそがお客さんの「求める価値」であり、その対価として「お金をいただく」のです。これを忘れちゃいけません。

僕はこれまでかなりのインディーズバンドのライブを見てきましたが、「売れたい」と言いつつもこの姿勢がなく、お客さんのことを考えていない人たちは数え切れないほどいました。

大概、そういう人たちは売れずに消えていってます・・・

もちろん自分たちが楽しむのも大事なんですが、お客さんのことも考えるようにしましょう!

⑦ 収益化できる部分を増やす

収益化する

いよいよ最後のステップです。

最終的にどこでお金をもらうの?というマネタイズに関して。

仮に1000人ファンを獲得できたとして、そこから収益化する方法次第で入ってくる金額が変わってくるのはわかるかと思います。

ちん兄
ちん兄

事実、同じファン数でも全然稼げていないバンドと、それなりに収益を出しているバンドが存在します。

収益を少しでも得たいのであれば、収益化できる部分を多く見つけ出し、それをどれだけ増やせるかが鍵となります!

収益化できるポイントをまとめたので、どれが自分に合った方法なのかを吟味してください!

音楽活動で収益化できるポイント
  • 音源の配信、ダウンロード販売
  • CD販売(もうあまりおすすめできません)
  • 印税を得る
  • YouTubeに広告を入れる
  • ホームページに広告を入れる
  • グッズ販売
  • ライブチケット販売
  • その他:楽曲提供・音楽教室など

それぞれ向き・不向きがあるので一概には言えませんが、これらはアイデア次第でいくらでも収益化を図ることが可能です。

また少し論点がズレますが、音楽活動は何かとお金がかかります。

何にしっかりお金を使い、何を切り詰めていくか、その優先順位も決めておくと、出費自バランスが取れるようになることもあります。

ちん兄
ちん兄

僕のバンドの場合は、練習頻度やライブ頻度は状況に合わせて何度も見直しました。

ぜひそちらも見直してみましょう。

売れるためには運より技術より戦略

今回はバンドが売れるためにやるべきこと7ステップをお話ししましたが、いかがだったでしょうか?少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。

音楽で売れるというのは、並大抵のことではありません。

僕自身、音楽活動で収益を上げるためかなり苦労しました・・・。

ですが、収益を出すようになってわかったことがあります。

それは「収益を生むのはなにも運や技術だけではない」ということです。

実際、運はそんなに作用していたとは思えないし、演奏力も人並みで、頑張ったのは戦略だけ。逆に言えば、ちゃんと戦略を練って努力すれば、意外となんとかなるとも思います。

結果が出るまである程度時間はかかりますが、今回の7ステップをヒントに、ぜひ音楽活動での収益をゲットしてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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