【完全版】バンドのライブ集客マニュアル!ファンを増やす効率的な方法

集客ピラミッドの画像バンド

こんにちは。管理人のちん兄です。

今回はライブ集客、ファン獲得にフォーカスしたお話になります。

この記事にたどり着いたということは、あなたは今こんな悩みを抱えてはいませんか?

ライブのお客さんが増えない

ファンがつかない

しかも、

ちゃんと宣伝はしているし、音楽にも自信があるんだけど・・・

宣伝の効果をもっと上げたい

・・・いかがでしょうか?

もし、あなたが自分なりに考え、集客のための宣伝をすでにやっているにも関わらず結果がついてこないのなら、そのやり方は間違っている可能性があります

ここでは、バンドのライブ集客・ファン獲得のための正しい宣伝方法をご紹介していきます。ここでお話しする内容を理解するだけで、ライブ集客・ファン獲得の効率が一気に良くなります

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正しい宣伝を正しい場所で行う

集客には順序が必要

まず、成果が出ない理由の多くが、間違った場所で宣伝をしていることにあります。

どういうことかというと、

例えば、あなたがツイッターで宣伝するとします。

「○月×日、△△でライブがあります!出番は19時からで、料金は2000円になります。ぜひ遊びに来てください!!」

よく見かけるやつですよね。で、メンバー全員でリツイートしたり、あの手この手でこの投稿を広めます。

すると友達はそのツイートを見てくれるでしょう。もしかしたら全くあなたを知らない人の元にも届くかもしれません。

でも、お客さんは特に増えません。

なぜなら、友達はともかく、あなたのことをよく知らない人がいきなり「ライブします来てください」と言われても、全く心が動かないばかりか、うざったく思われるのがオチだからです。

もう一つ、例を出します。

あなたの家に、ネット回線のセールスが来たとします。

「こんにちは!ネット回線、うちのやつ使いませんか?」

いやいや、待てと。

いきなり来られて、そのネット回線がどういうものかもよくわからない、そんな状況であなたはそれを買いますか?

普通に考えて、買わないですよね。怪しいとすら感じる人もいるでしょう。詳しい情報がなきゃ怖いです。

この2つの例えは、違うようで同じことをしているんですね。

つまり、どんなにいい商品だったとしても、あなたのことをよく知らない人はあなたの商品を買ってはくれないんです

じゃあ、どうすれば良いのか。

まずはあなたのことを知ってもらい、興味を持ってもらい、ライブに来てもらう。そういう順序が必要なんです。

その順序を追っていくために、正しい宣伝を正しい場所で行うべき、ということを頭に入れておいてください。

お客さんの関心度

先ほどのツイッターの例では、ツイッター上にはあなたのことを全く知らない人もいるから「ライブ来てね!」という宣伝は効果が薄い、という話でした。

ツイッターという場所に適さない宣伝方法だったのです。

適した宣伝方法とは何か、お話をする前にこの画像を見てください。

「なんだこれ?いきなりだな!」

すみません。ただ、この後の説明には必要な絵なんです。

この画像、ざっくりいうとあなたへの関心度別にお客さんを分類したものだと思ってください。

■潜在顧客

まず、一番下の潜在顧客。人数としては一番多く、可能性が眠る層です。

潜在顧客とは、あなたのことを知らないけれど、あなたのこと(音楽、キャラクター、アーティストとしてのあなたの価値)を好きになってくれそうな人のことです。

「自分の音楽はどんな人が好きか?」「こんな人たちに音楽を届けたい」

思い浮かんだ人たちが潜在顧客にあたります。

あなたへの関心度という意味では、まだあなたのことを知らないわけですから0に等しいでしょう。

■準見込み客

下から二番目の準見込み客。

これは、潜在顧客だった人が一度あなたの音楽を聞いた、あなたを認知した、そんな人達からなる層です。

潜在顧客に対して、何かしらのアプローチに成功し、あなた(あなたのバンド)の名前を知った、一度だけでも音源やMVを視聴した。

つまり、「はじめまして、こういう者です」とご挨拶したようなもんです。

ファンではありませんが、自己紹介できただけ大きな前進ですよね。

潜在顧客があなたに関心がなかったのに比べ、準見込み客は確実に関心が生まれています。

■見込み客

そして次に、見込み客。

ここでの見込み客とは、準見込み客だった人があなたにさらに興味を持ち、音源やMVを何度も視聴してくれる、そんな人からなる層のことです。

*わかりやすく、ここでの音源やMVは無料のものとします。商品ではないものということです。

さらにブログやSNSもある程度チェックしてくれている人

準見込み客よりも、あなたに対する関心が高まっています。

ここまで来たら、ちょっとしたファンでしょう。

■顧客

最後に、顧客。

顧客は、あなたの商品を買ってくれた人のことです。

あなたのライブに来てくれた、音源を購入してくれた、グッズを購入してくれた、そういった人達を指します。

あなたへの強い関心から、ライブを見たい、商品を買いたい、という状態になっています。

このことから、関心は好意を抱くまでになっていると言えます。

場所と宣伝方法を意識する

このように、ピラミッドの図でお客さんの関心度が表せることを理解した上で、先ほどのツイッターの例を思い出してください。

ツイッターという場所であなたがつぶやいた、「ライブ来てください」という宣伝。

ツイッターであなたの投稿を受け取る人は、潜在顧客がほとんどです。(もちろん、ファンが増えてフォロワーがファンだらけになれば状況は変わります)

関心がない人に商品の宣伝は、あまりに唐突です。

では、問題です。

ライブ(商品)の宣伝は、どの層にするのが効果的だと思いますか?

きっと、もうお分かりですよね。

答えは見込み客と顧客です。

顧客はもうファンですから、宣伝でライブの存在を知れば、進んで遊びにきてくれることでしょう。

となれば、強く関心を持ってくれている見込み客へ適切にアタックすることで、顧客になってもらえる = お客さんが増えます

ですので、ひとまず既存のファン(顧客)はさておき、見込み客をどう増やし、どこで宣伝したらいいかという話になってきます。

見込み客を増やすには?準見込み客へアプローチする。

準見込み客を増やすには?潜在顧客から引っ張り上げる。

集客とはつまりこういうことです。

また、話が戻りますが、ツイッターで急に「ライブ来てね」は良くないと言いましたが、ツイッターも宣伝方法を意識すれば十分に効果を発揮します。

ポイントは、潜在顧客だということ。

つまり、ツイッターという場所で必要なのは、潜在顧客から準見込み客へと引っ張る仕組みです。

このように、関心度別に場所選びと宣伝方法や内容を合わせていくことで、効果が表れていくのです

もう勘のいい人なら繋がってきたかと思います。

集客、ファン獲得のためにやるべきことは、

「潜在顧客→準見込み客→見込み客→顧客」という流れを自分自身で作っていくことなんです。

関心度別でオススメの宣伝方法

それでは、具体的な話をしていきましょう。

さっきの図、もう覚えましたよね?

あの図に、層ごとにどんなアプローチをしていくか、付け足しました。

よーく見てくださいね。

このような感じです。

一つ断っておくと、必ずしもこうでなければならない、ということはありません。状況はアーティストごとに違いますからね。

今回の図は、「ほぼファンのいない状況」という前提で作りました。

では、一つずつ順番にお話ししますね。

潜在顧客へのアプローチ

下からいきましょう。

潜在顧客に対して、どのようなアプローチをするのか。

ここでの目的は、潜在顧客を準見込み客へと昇華させることです。

つまり潜在顧客に何かしらの方法で、自分たちの音楽やMVを一度視聴してもらえればOKです。

ここで使えるのが、ツイッターインスタグラムfacebookブログなどです。

こういったSNSは利用者が莫大な数います。しかも拡散機能やいいね機能など、潜在顧客へのアプローチにとても強いです。

まずはあなたの存在に興味を持ってもらいましょう。

やり方はいたって簡単です。

あなたのイメージする潜在顧客が、喜ぶ、興奮する、笑える、泣ける、役に立つ、どれかに当てはまる投稿をするだけです。

そこで心が動けば、あなたの存在にわずかでも興味を持ちます。あなたを認知します

あなたを知らない人に興味を持ってもらうための、些細な投稿という意識で構いません。

いきなり「ライブ来てね」がダメだと何回も言いましたが、ここではそういった自分の利益は捨て、人々に何かを与える気持ちでいきましょう。これがとても大事です。

そして、興味を持ってもらったら、準見込み客になってほしいので一度音楽を聴いていただきましょう

ここで登場するのがYouTubeやSoundCloudなどの、無料で視聴できるツールです。

ツイッターの固定ページに、あらかじめYouTubeになどにアップしておいた楽曲・MVに飛べるリンクを貼っておくのもいいでしょう。

また、プロフィールにホームページのリンクを載せ、そこから視聴へ誘導してもいいでしょう。

このように、興味を持ってくれた人がそこから気軽に楽曲・MVを視聴できる仕組みを作っておくことで、効率よく準見込み客へと引っ張れます

準見込み客へのアプローチ

次は、準見込み客に対してどうアプローチするか。

準見込み客は何度もあなたの曲を聞いたり、あなたのキャラなどに好感を持つことで、見込み客へとなります

ここで活用できるのが、YouTubeホームページです。

さっきの、潜在顧客に音楽を視聴してもらうためにも最終的に使用していましたが、ここでさらに活躍するツールです。

例えばYouTubeで一曲視聴してくれた人が「お、なんか好きかも」となってくれたら、関連であなたの曲をもう一曲、また一曲と聞きたいと考えます。

この時にYouTube上に多くの曲がアップされていれば、スムーズに他の曲を視聴してもらえます。

また、ホームページで音源を無料で何曲か聞けるようにしておけば、ストレスなく聞いてもらえますし、日々の活動の写真やブログにも紐付けしておけば、よりあなたを身近に感じ、関心を引くことが可能です。

このように、YouTubeとホームページを充実させることで、さらに関心を持ってもらい、準見込み客から見込み客へと引っ張っていくことが重要です。

大事な図なので、もう一回載せておきます。

見込み客へのアプローチ

そして見込み客へのアプローチです。

ここまでの流れがきちんとできて、見込み客が一定数いれば、ライブに行きたいという人が多くなってきています。

そういった人にどうやって宣伝をしていくべきか?

答えは、ファンクラブです。

ファンクラブといってもメジャーアーティストの有料ファンクラブみたいにする必要はありません。

やり方はさまざまですが、ここではメルマガLINE公式アカウントnoteなどを取り上げていきましょう。

やること自体はごく単純です。

あなたのメルマガなりLINEなりを作成します。

そしてホームページやYouTubeの概要欄などにメルマガやLINE、noteの登録案内を設置します。あとは登録してくれた人へ興味を引くコンテンツの提供とライブの告知をしていきましょう。

以上です。

いきなりお客さんのハードル高くなってない?」と思われるかもしれませんが、何度も曲を聞いてくれて、MVも見てくれて、ホームページもチェックしてくれていたら登録してくれますよ。

中でもLINEが最も登録のハードルが低いかもしれません。登録後にメッセージを読んでもらえる率も非常に高いです。

心配だったら、登録してくれた人限定の音源配布や隠しMVなどを得点にしたり、登録画面を見せたら初回ライブ半額とか、特典をつけてみると登録数アップにつながります。

登録してもらえたら、そこでさらにさまざまな他では見られないお話やコンテンツを織り交ぜつつ、ライブの告知をしましょう。

ここまでくれば、効率的にライブの宣伝ができています。

日程や料金や場所、条件さえ合えばライブに足を運んでくれるでしょう。この段階だとそれほどに関心を持たれているんです。

ファンクラブの作り方や考え方は「バンドのファンクラブの作り方!簡単な作り方を伝授します!」の記事でより深く触れています。ぜひ一読ください。

顧客を離さない工夫をしよう

顧客になった人達にも、アプローチの必要があります。

新しい音源やMVの最速情報、激アツイベントの情報、グッズやライブチケットの先行販売、などなど、メルマガ(LINE)登録者に優先的に情報提供するといいです。

セコイかもしれませんが、ライブ会場限定販売とかは食いつきがいいです。

顧客が離れてしまわないよう、日頃から商品を作り情報を流す。プラスアルファで面白いコンテンツがあると魅力的です。

まあ、一度顧客になってもらっても、リピートしてライブに来てもらえるように、工夫が必要ということです。油断大敵。

集客・ファン獲得は楽しい

以上、ライブ集客・ファン獲得の方法や考え方をお話ししてきました。

最初はやること多くて難しく感じるかもしれません。

ですが、これが出来ないことには現代の音楽活動としてお客さんを集めるのは困難です

と、厳しげな言い方をしてしまいましたが、最初大変でもきちんとファンがついてくると本当に嬉しいものです。あなたにその感動を味わってほしいんです。

それに、慣れてくると集客が楽しくなってくると思いますよ!

ぜひここでお話しした内容を参考に、集客の流れをあなたなりに作ってみてください。最後まで読んでいただいたあなたならば、もう効率的な集客が可能です!

あなたが、ファンに囲まれ、最高の音楽活動を送れることを祈っています!

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