ライブでの演奏力、パフォーマンス、上手くなりたくて練習しまくっている人に、最強の練習方法を伝授します!
こんにちは。管理人のちん兄です。
あなたは、自分のライブ力に自信はありますか?
ライブ力というと、曖昧な表現に聞こえますね。
ここでのライブ力とは、ライブでの音作り、テクニック、パフォーマンスといった、ライブにおけるさまざまな能力をまとめて表現した言葉だと思ってください。
バンド全体でのライブ力が一番大事ですが、今回は個人にフォーカスして考えてみてください。
いかがですか?
もし、自信がないのなら、もしくはもっと上を目指したいのなら、この記事が役に立つかもしれません。
たったひとつの最強の練習方法をお伝えします。
あくまでも僕が思うに最強、って意味ですが。
まずは一度読んでいただき、あなたが実践したい内容であれば、嬉しい限りです!
では、今回は短めの簡潔な記事になりますので、サクッと読んで、実践してみてください!
最強の練習方法
さて、もったいぶらずに結論から申し上げます。
僕が思う、個人のライブ力を上げる方法。それは・・・
ライブしまくることです。ライブこそ最強の練習方法です。
「え?何言ってんのコイツ・・・」って思いましたか?
まあまあ、落ち着いて。このまま最後まで読んでください。
なぜライブしまくれと言っているのか、理由を詳しく説明します。
ライブは反省点のオンパレード
ライブって、反省点がめっちゃ出てきません?
もちろん楽しいし、出来のいい時もありますが、そんな中でもほぼ100%何か反省点がありませんか?
個人的な要素で言えば、スタジオ練習の比じゃないと思います。反省点の量も、悔しい気持ちも。
反省点が多く、それを重く受け止められる。
ということはつまり、逆に言えば「最も効率的な練習方法になり得る」ってこと。
だからライブしまくって、自分で反省点をフィードバックして、そこに注力していくことで、最速でライブ力が上がっていく、という理論です。
ただし、この「ライブしまくる」にも、やり方があります。
具体的な方法
これは、今組んでいるあなたのバンドでやってはいけません。
というのも、ライブしまくるには出演料や練習費用といった資金が必要になってしまうからです。バンドにとってのデメリットも増えてしまうため、諸刃の剣です。
では、どこであなたはライブしまくればいいのか?
サポートとして別バンドに加入するのです。それも複数。
もしくは、学生であればどこかのバンドサークルに加入してみてもいいです。
基本的に、サポートという立場なら、負担する経費はかなり優遇してもらえます。(稀に正規メンバーと変わらない金額を負担させてくるバンドもいますが。。。)
つまり、普通よりも格安に、ライブを経験できるのです。複数組んでいれば毎月それなりの数できることになります。
まさに、武者修行とも言える練習方法です。
これは本当に、革命的に上達していけると思います。
ただ、注意点があります。
本業のあなたのバンドをおろそかにしない範囲でやること。
まあ、当然ですよね。サポートが忙しくなって本業に手が回らなくなってしまったら本末転倒でしょう。
武者修行によってもたらされるメリット
具体的な方法を伝授したところで、今度はその武者修行によってどんなメリットがあるのかを詳しくお話ししていきます。
ライブ慣れする
まずは、ライブ慣れします。極端な緊張をすることが少なくなります。
あとは、スムーズな転換、自然なパフォーマンスも身につきます。
一回一回のライブに、気持ち的に余裕が出てきます。(やる気は常に100%出し切る気持ちでいることが大切ですよ!)
演奏力が上がる
もちろん、演奏面のスキルアップにもつながります。
まず、ライブ慣れすることで、緊張からくるケアレスミスが減ります。
また、日々のスタジオ練習でも、
「ここ、原曲通りにお願いします」「もっとこんな感じにできませんか?」
と、本業バンド以上にいろんな要望に応えることになるため、いつの間にか勝手に成長しています。
足を引っ張って迷惑かけるわけにもいきませんからね。これまでの自分のバンドの時とは違う責任感を持って練習することで、大きく上達していきます。
要望に応える上で、フレーズの引き出しも増えます。
他バンドのノウハウを吸収できる
また、サポートで加入したバンドの特有のノウハウを盗むことができるのもメリットです。
スタジオでの練習方法、ライブのPA照明への要望の仕方、集客方法、曲作りのノウハウ、いろいろと勉強になるものがあります。
バンドそれぞれ、やり方が違うのが面白いところ。
自分のバンドでも使えそうだな、というアイデアはどんどん吸収していきましょう。
人脈が増える
これもまた、大きなメリットです。
音楽活動において、人脈は超重要です。情報収集にもなるし、もしかするといずれすごいコネになる可能性もあります。
万が一、自分のバンドが解散した時に、その人脈から「ウチのバンド来ない?」なんて誘いがくることも多いにあり得ます。
そのためには、たとえサポートであろうと誠心誠意を持って活動に参加し、信用を得ないといけませんけどね。
武者修行のデメリット
逆に、デメリットも考えてみましょう。
スキルを問われる
どうしても、ある程度のスキルを持っている必要性はあります。
サポートにならなければ、向こうにとって旨味はありませんからね。
ですが、なにも超絶技巧である必要もありません。最初にちゃんと向こうに判断してもらい、参加しましょう。
自身のスケジューリングが難しくなる
自分のスケジューリングがきちんとできないと、破綻してしまいます。
先述しましたが、本業バンドがおろそかにならないようにすることはもちろん、ある程度余裕を持ったスケジューリング能力が問われます。
本業バンドの反感を買わないようにコントロールが必要
本業バンドのメンバーにきちんと説明をしておかないと、反感を買う可能性があります。
メンバーの了承を得てから、修行しましょう。
僕自身の話
ちょっと僕自身の話をさせてください。興味なければ飛ばしてくださいませ。。
今回なぜこの方法をお話ししているかというと、なにを隠そう僕自身がこの方法で格段にレベルアップできた実体験があるからです。
僕の場合はサポートは少なかったものの、大学のサークルに所属し、コピーバンドを100以上経験しました。
サポート、サークル含めて、本当にいろんな人間といろんなバンドをやってきました。
散々ライブに出て、ライブ慣れはもちろん、演奏面のスキルアップ、バンドとしての練習法、さまざまなノウハウを吸収できたと思っています。
この武者修行の活動があったからこそ、プロと呼べるまでに成長できたと本気で思っています。
もし僕について興味を持っていただけたら、ぜひプロフィールも読んでみてください。
最後に
世の中には本当にたくさんのバンドがいます。まさに星の数ほど。
10バンドいれば、その活動方法は10あります。
今回は「個人のライブ力を上げる方法」という視点からお話ししましたが、その過程で得られる多くはバンドに還元できるものばかりです。
ライブ力が上がり、バンドとしての成長にも繋がるこの方法を、ぜひとも実践していただけたらと思います。
今回は以上となります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
この記事が、あなたの音楽活動のお役に立てたら幸いです。
では!